豊胸バッグのダブルバブル | 豊胸シリコンバッグトラブル

豊胸シリコンバッグのダブルバブル

豊胸シリコンバッグを入れるといいことばかりではありません。

シリコンバッグの挿入部位によって生じる現象をご紹介しましょう。

 

バスト下縁の大胸筋に二重(ダブル)のスペースができたために、見た目もダブルになっています。これをダブルバブル(double bubble)と言います。


豊胸シリコンバッグのダブルバブル
横から見ると、スヌーピーの顔にも見えるので、snoopy breastとも言います。


豊胸シリコンバッグのダブルバブルsnoopy breast



手術前のアンダーバストのラインが残ってしまうことにより、見た目が乳房の下縁に段差ができてしまいます。大胸筋の下に入れる場合にできます。

 

乳腺下に入れる場合には、このような症状は生じません。豊胸シリコンバッグを入れるための空間を既存のアンダーバストのラインを越えて、下方に空間を広く作りすぎのために起こります。


アンダーバストには、大胸筋やそれ以外の硬い結合組織があり、かなり硬い結合組織、または、アンダーバストのラインががかなり「くせ」になっている人に起こりやすいとされます。


バストを上に持ち挙げて、アンダーバストラインの皮膚に溝のような「くせ」があるようなひとに起こりがちです。


技術的問題というよりか、胸郭の幅が小さいのに無理やり直径が長い豊胸バッグ、その人に合っていない豊胸バッグを選択することに誤りがあります。バストの直径、アナトミカルタイプのバッグを選択するなどの考慮する必要があります。


治療は、豊胸シリコンバッグの空間の下方部分を以前のアンダーバストに戻し、豊胸シリコンバッグを今入れている豊胸バッグを少し小さめのものに入れ替えることです。


手術は、アンダーバストに切開を入れ、その場所で糸を使って修正します。アンダーバストにキズができることに躊躇する場合は、治療は難しいでしょう。


海外では、豊胸バッグを入れるのに、アンダーバストから入れることが多いのですが、日本ではワキを使うことがほとんどです。海外では、アンダーにキズを入れることに躊躇しないために、これらの修正は日常的に行われています。

 

 

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